その作業長すぎない?Excelショートカットキーで業務効率化
Excelは表計算ができるソフトウェアでほとんどの方が業務で使用しているはずですが、その機能を十分に活かしているとは言えない方も多いのではないでしょうか。
今回は、Excelの基本的な操作をもっと早くできるテクニックとして是非活用してほしいショートカットキーをご紹介します。
普段はマウスで操作している場合、ショートカットキーを使えば、数秒の差が生まれます。
ひとつの業務で何度もマウスで操作をしている場合はかなりの時短が期待できるでしょう。
今回は必ず使いたいショートカットキーの組み合わせを10個、紹介します。
1. Ctrl + S(上書き保存)
コントロールキー(以下、Ctrl)を押しながらSキーを押すと上書き保存をすることができます。
いちいちマウスを操作しなくてもすぐに保存ができてしまうので、こまめにファイルの状態を保存しておく習慣をつけておきましょう。そうすれば突然Excelがフリーズして「2時間分の作業が無駄になったー!」なんて状態を防ぐことができますね!
2. Ctrl + C(コピー)
コピペ(コピー&ペースト)でおなじみですが、セルや選択範囲の内容をコピーする際は、Ctrl を押しながらCキーのほうが便利です。Excelに限らず多くのアプリケーションで利用可能なおなじみのショートカットキーですね。
3. Ctrl + V(貼り付け)
ペーストの操作もショートカットキーで可能です。Ctrl を押しながらVキーを押すと、コピーした内容を貼り付けることができます。Excelではコピーした後に別の操作をしてしまうと、コピーした内容がクリアされてしまいますので注意が必要です。
4. Ctrl + Alt + V(形式を選択して貼り付け)
「計算結果の値をコピペしたいのに、数式がペーストされてしまう」という経験はありませんか?
Excelでは通常のコピー&ペーストの操作では意図した内容がペーストできない場合があります。その時はこのショートカットキー使うことで、下記のダイアログから任意の形式で貼り付けることが選ぶことができます。
セルの内容は貼り付けずに色や罫線などの「書式」だけを貼り付けることもできますよ!
5. Ctrl + X(切り取り)
コピペと合わせて覚えておきたいショートカットです。コピーと違う点は、セルの内容を切り取る(クリアする)こと。入力するセルを間違えた場合などに便利です。
6. Ctrl + 1(セルの書式設定)
セルの形式を変更したい場合など、マウス操作でいちいち操作していませんか?
マウスでしか操作できないと思われている方が多いのですが、この操作もショートカットキーで可能です。
7. F2(編集)
こちらも意外と知られていないショートカットキーです。F2キーを押すと、現在のセルを編集することができます。このキーを覚えてしまうと、マウスでダブルクリックしたり、セルの内容をもう一度入力したりしなくても済みます。作業効率がかなり上がるはずです!
8. Ctrl + 矢印キー(次の値まで移動)
データがたくさんある場合、最後のセルまでマウスをスクロールして移動していませんか?
Ctrlを押しながら、矢印キー(↑、↓、←、→)を押すと、ワープするかのように一気にセルを移動することが可能です。
動の仕方はセルの状態によって変わります。
矢印キーを押した方向に向かって、「次の値が入っているセル」または「空白の手前で値が入っているセル」に移動します。
9. Ctrl + Z(元に戻す)
直前の操作を取り消して、ひとつ前の状態に戻ります。Excelのファイルを閉じない限りは、100回分まで戻ることができます(Excelのバージョンによって異なります)。
ただし、この操作で戻すことができない操作もありますので注意が必要です(シートの追加・削除など)
10. Ctrl + Y(やり直し)
「元に戻す」の操作をした際、元に戻した状態を取り消す操作がこのショートカットキーです。
誤った操作をしてしまった場合や変更を取り消したい場合にCtrl+Z で元に戻す操作をしていたけれど、戻り過ぎてしまった場合に使用します。
ショートカットキーは他にもたくさんありますので、紹介しているとキリがありません。
今回は代表的なショートカットキーの中から、是非とも覚えておきたいものを紹介しました。
ぜひ、業務の効率化や品質向上に役立ててください。
「こんな操作はショートカットキーでもできるの?」「もっと教えて欲しい!」と思われた方はトップオフィスの担当者にご連絡いただくか、 お問い合わせ から気軽にご相談くださいね!